King’s Diary

ある葬儀屋の日記です。創作です。

2228/09/23

ついに生まれた!マリーが元気な女の子産んでくれた!名前はアネットだ!

すごい!すごい!やったー!やったー!うれしい!うれしい!

すごい!すごい!やったー!やったー!うれしい!うれしい!

 

  書いててスゲェイライラするんだけど、こんなに嬉しいのに俺はどうしてこんなに表現できないんだろうって自分で自分が情けない。マリーから「毎日日記を書け、そうしないとあなたのマイクパフォーマンスはいつまでたってもへたくそのままだ」と言われたけど。こういうことだったのか。こんなに嬉しいことがあるのに、こんなにマリーに感謝することがあるのに、俺は何も伝えられない。何も言葉がかけられずにマリーの前で泣きじゃくるだけだった。俺は真面目に日記を書こうと思った。もうこんな情けない思いをしたくない。マリーはこんな俺のことを見て笑っていたけど。